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Virtual Team Meeting

英国レスター大学監修
オンライン医療英語

スプリングプログラム

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レスター大学

​オンライン医療英語

スプリングプログラム

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開催期間:2022年2月28日(月)~3月18日(金)

レッスン1:午後3時半~午後5時(日本時間)

休憩時間:午後5時~午後5時半時(日本時間)

レッスン2:午後5時半~午後7時(日本時間)

受講料:850ポンド

(約12万8000円。2021年12月3日現在)

参加資格:

  1. 18歳以上であること

  2. 日本の大学医学部、若しくは医療従事系の学部に所属していること。あるいは現在医療従事者であること

  3. 英語力:上記の条件を満たしている場合不問。ただし、英検2級以上の英語力推奨

申し込み締め切り:2022年1月31日(月)深夜

授業料入金締め切り:2022年2月20日(日)深夜


オンライン・プログラムは単なる『留学の代用品』だと思っていませんか?
実はオンラインでの英語力トレーニングは、
今後の医療になくてはならないものになるかもしれません。

 「海外で臨床実習をする予定だったけど今年度は多分留学できそうにないので、せめてオンライン・プログラムに参加して英語力を伸ばしたい」「医療現場でも外国人の患者さんが増えているのだから英語でコミュニケーションがとれるようになりたい」、「今はまだ英語には自信がないけど将来は海外で働きたい」・・・

 

 オンライン・プログラムに興味があったり、参加してみたいと思う理由は色々あると思います。コロナ禍の現状では留学が困難である為、代用品として選ばれる傾向があるオンライン・プログラム。しかし、実際にオンライン・プログラムに参加された方の多くが、「新型コロナ感染が終息しても、オンライン・プログラムには今後も機会があれば参加したい」とアンケートに答えていらっしゃるのです。

​ 実際に海外留学することに比べると『費用が格段に安い』ことや『普段通りの生活の中にオンラインプログラムの授業を組み込むことが出来る』といったメリットがあるにも関わらず、オンライン・プログラムは留学に比べると人気がないのは事実です。

 

 語学力を向上させるだけでなく、その国の文化に触れる・学ぶという点では『留学』はベストな方法でしょう。留学中の勉強の合間に友達と旅行をしたり、他国籍の学生と友情を深めたりという、留学経験者の誰もが体験する『留学することの意義&最高の収穫』があまり感じられないオンライン・プログラムは確かに味気ないものかもしれません。

​ オンライン・プログラムは留学の代用品と考えればそうかもしれません。ですが、オンライン・プログラムには、実は全く違う目的が含まれているものもあるのです。

​注意:上記の授業時間は予定です。

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全体としてボリューム、レベル、クオリティ、多くの点においてちょうどよく満⾜できるものであったと感じている。始まるまでは緊張と不安が強かったが、初回の授業から先⽣にリードしていただいて、とても楽しく進めることができ、⼀回⼀回の授業が楽しみになっていた。また、オンラインということで、海外へ⾏ったことがなく、英語⼒に⾃信がない⾃分にも、挑戦しやすい環境であった。スタッフの⼿厚いサポートもあり、⾮常に良い環境を提供していただいたと感じる。このプログラムに出会い、参加させていただいたご縁に感謝しています。今回学んだことが無駄にならないよう、これからも英語に触れながら、⾝につけたスキルを伸ばしていきたいと思います。ありがとうございました。

(医学部5年生)

参加者の声

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福島医科大学 

オンライン医療英語プログラム詳細は

こちらから

オンラインによる国境を越えた医療提供をされる日が来る?

 昨今の著しい通信技術の発展に伴い、また、今回の新型コロナ感染の影響もあり、ビジネスや大学での授業はもとより国際会議などもオンラインで行われることが日常となりました。「直接会って対面で話をしなくては・・・」という、今まで根強く存在していた考え方も、あっという間に過去のものになりつつあります。

 新型コロナ感染対策ということで新しく生まれたこれらの『オンライン』『リモート』ムーブメントですが、実際に運用していく中で、国によっては意外なところに多くのメリットが見つかり、コロナ禍のみの短期での運用と思われていたにも拘らず、今後も継続して運用することを検討されているものもあります。

 

 例えばイギリスでは、既にほぼ全ての家庭医や病院でオンラインでの問診や専門家によるコンサルティング**が日常的に行われるようになりました。特に医療設備が大都市に比べて充分ではないとされる地方の小規模の町でのニーズに非常にマッチしたこのサービスには、感染終息後も継続すべきという声が高まっています。

 日本ももちろん例外ではなく、今後さらにこのような遠隔医療の発展が期待されています。このような世界の流れは、いずれは国境を超えて医療が提供される日が訪れることを予感させます。この流れはさらに加速し、ヨーロッパやアメリカなどの英語圏では近い将来、国を超えた医療が行われ、また世界的な医療情報の共有が今以上に急速に進むものと予想されます。アジア諸国も追随することが予想され、日本の医療の将来もその様な流れになっていくのではないかと考えられます。

 地域に根ざした医療ももちろん重要ですが、世界と協働で医療のさらなる発展を支えていくことが必要であり、その為の人材育成を国家や医療現場が一体となって推し進めていくことになるでしょう。また個人としても、遠くないであろうその日の為に準備しておく必要があると思われます。

 **実際にイギリスのNHS(国民健康システム)で運用がスタートしている『オンライン・コンサルティング』の様子は下記からご覧になれます。

レスター大学の医療英語プログラムで特に力を入れている点

 『近い将来、国を超えて、自分の専門分野のコンサルティングや共同研究等を普通にオンラインで行うようになる』。これは多くの医療関係者が感じていることでしょう。

 

 ただここで問題となるのが、オンラインで英語教師ではない人と会話することの難易度です。

 

 熟練した英語教師はゆっくり、はっきりした発音で、分かりやすい単語を用いて会話をすることに長けています。それに比べ、例えば、病気で元気がない患者さんは、はっきり発音したり、大きな声で詳細に分かりやすく説明するという点においては余り期待できないかもしれません。しかもリアクションや表情はそれぞれの文化圏で異なることも多く、それらを読み取ることは経験しかありません。

 

 レスター大学のオンライン医療英語プログラムでは、それらの点を鑑み、医療面接の知識を単純に日本語から英語にするというだけではなく、文化や模擬患者さんの外国人ならではのリアクション、そしてオンラインという『New Normal』としての問診の形・・・という様々な違いを体験していただき、また医療英語の向上を図ることに加え、そこに新鮮さや面白さ、今後の医療サービスの在り方感じていただくことを目指しています。

 

 イギリスで生まれたOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)は現在、日本でも広く浸透し、その効果は高く評価されています。このオンライン医療英語プログラムでは、そのOSCEの中でも特に『医療面接』にフォーカスしています。レッスンでしっかりと医療面接用の英語をマスターしていただいた後、イギリスの医学部が採用しているSP(Standardised Patient:標準模擬患者)と英語で医療面接を行っていただきます。

 

 イギリスでは日本とは異なり、模擬患者実習に非常に重点が置かれており、カリキュラム内で頻繁に実習が行われています。現地では、そのための専門教育組織が存在し、十分な実習効果を得るために模擬患者役の教育が徹底して行われ、プロとしての養成が行われています。今回のプログラムでは、特別に現地の標準模擬患者の方を採用し、実技実習をオンラインで行います

​ 

 日本の医療だけでなく、他の国の医療文化に触れる事で、私達の医療を見直し、また評価することで、将来の日本の医療のあるべき姿について知見を得る機会になればと思います。

 

 このプログラムは新しい医療の時代に向けて医療従事者として準備を始められる際の素晴らしい機会となることでしょう。

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