毎年レスター大学で行われている『医療英語インターナショナル・サマープログラム（例年８月開催）』『医療英語スプリングプログラム（例年３月開催）』は、２０２１年で開講１６年目を迎え、現在まで世界各国から総勢５００名以上の医学生が参加しているイギリスで最も長く開催されている医療英語プログラムです。

 

　医療英語サマープログラムは通常ですと３週間の中に２回の日帰り旅行や、病院＆ホスピス見学、ウェルカム・ディナーやフェアウェル・ディナーが含まれているプログラムですが、それらのイベントを外し、その他の授業やソシアルアクティビティはなるべくオリジナルのままにオンライン用に編纂され開催されます。

 

　レッスンはWindows TeamとZoomを使用し、１クラス最大１６名の少人数制。日本とイギリスの時差の関係上、午後３時半にスタートし、午後７時頃に終了予定（日本時間）。９０分レッスンが２つの３時間（途中３０分の休憩が入ります）。月曜から金曜日までの平日５日間、３週間に渡り行われます。

 

　現在予定されている時間割は下記からご覧いただけます。

 

 

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　内容としては大きく３つに分かれます。

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１．プレゼンテーション・スキルの為のレッスン

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　PowerPointなどを用いて、個人／グループで選んだ医療関係のトピックをベースにプレゼンテーションをしていただきます。プレゼン後にはクラスメイトや先生から質問がドンドン飛び出しますが、それにどう答えるか・・・というのも内容に含まれています。自分が質問したり、されたりを繰り返すことは、将来参加するかもしれない海外でのカンファレンスや英語での会議のトレーニングには最適です。最終のプレゼンテーションを終えると、担当講師から文章でフィードバックをもらえます。

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２．メディカル・ロールプレイ

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　毎回参加者の方に特に人気の高い『メディカル・ロールプレイ』のレッスンを行います。この『メディカル・ロールプレイ』はOSCE**の中でも医療面接をベースとしていますので、OSCEを既に受けている方はその知識をベースに、まだ受験されていらっしゃらない方は今後受験される際の準備として、それぞれのレベルに合わせて医療面接のレッスンを受けて戴くことが出来ます。

 

※OSCEは1975年に英国で提唱されて以来、臨床能力を客観的に評価する優れた方法としてヨーロッパと北米を中心に普及。現在は日本を始め世界数十か国で導入されています。

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　医療英語プログラム専門講師がレッスンを行った後、模擬患者さん（レスター大学医学部で実際に模擬患者を担当しているプロの俳優さんです）と医療面接を実際に行っていただきます。その医療面接の様子は担当講師によって採点され、フィードバックとしてプログラム終了後メールに添付する形でお送りさせていただきます。

 

 

３．講義

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​　レスター大学医学部の教授、レスター大学付属病院の医師・看護師の講義に参加して戴くことが出来ます。内容は次の中から参加者の専門分野に応じて選ばれるそうです。

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• Genetics

• Perspectives from a general practitioner (GP)

• Perspectives from an emergency doctor

• Perspectives from a hospice

• Palliative care

• Introduction to the National Health Service (history, structure, challenges, future)

• Midwifery

• Physiotherapy

• Molecular and cell biology (developments in diabetes research)

• International medical education approaches

 

 

 

　プログラムを無事終了されますとレスター大学より公式の修了証が授与されます。また、レッスンは全て録画をしますので、インターネットの接続状態や体調不良などにより参加できなかった場合にも後日レッスン内容をご覧いただくことが出来ます。

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※修了証はメールに添付しての送付となります。修了証を授与する為には８５％以上の授業に参加する必要あります。

※参加者全ての方からレッスンを録画する同意が取れた場合のみ録画可能となります。

※プログラム終了後は録画されたデータは全て消去されます。

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