
北海道文教大学&福井大学
イギリス短期研修
スプリング・プログラム

開催日:2026年2月下旬~3月上旬
「国民医療費無料」というシステムを世界に先駆けて構築し、「揺り籠から墓場まで」と謳われ福祉国家としての地位を築いたイギリスの医療と文化を様々な切り口で学びます。
秋篠宮眞子さんが留学されたことでも有名になった【学園都市レスター】では、臨床医学で世界18位のレスター大学のジャパンソサエティとのイベントを通して国際交流を予定。障害のある子供さんに特化した特別学校の見学に加え、レスター大学病院の医師や看護師の方とのディスカッションも開催されます(通訳がサポートするので安心です!)
また世界で最も観光客が訪れる都市トップ3常連のロンドンにも5日間滞在。世界的に有名なホスピス半日研修やアフタヌーンティー、ミュージカル観劇などもあり、イギリス医療だけではなく英国文化も堪能できることでしょう。
当イギリス短期研修は8泊10日(機中2泊)で、北海道文教大学と福井大学医学部看護科の皆さんの為にデザインされた特別プログラムです。イギリスの学園都市レスターに3泊、ロンドンに4泊し、研修とイベントが盛り沢山な内容となっています。こちらではプログラムのハイライトを一部ご紹介致します。
レスター大学ジャパンソサエティとの国際交流(レスター)
レスター大学にはジャパンソサエティがあり、数十名のメンバーが毎週のようにイベントを企画しています。そのイベントに「ジャパニーズスイーツを作ろう!」企画でコラボしようというのが今回の趣向。日本のスイーツはイギリスで大人気で「Matcha(抹茶)」の名前でスーパーでも和菓子やクッキーなどが売られています。「一緒に作る」と言ってもクッキーと抹茶のチョコレートを組み合わせて日本風にするという「アレンジ」が基本。お菓子作りを全くしたことがなくても大丈夫です!ソサエティメンバーには日本からレスター大学に留学している学生さんもいらっしゃいますので、英語が苦手でも問題ありません。お菓子作りを通して友情を育んで下さい。
ディスカッション(レスター)
【看護師とのディスカッション】
イギリスの国立病院で数十年看護師をされていた方から、ご専門であるMS(多発性硬化症)について簡単なご説明と、イギリスでの患者さんに対するリハビリや、病室での患者さんに対するケアを実践で教えて頂きます。「イギリスで医療従事者として働くこと。日本との違い」などをディスカッション致します(通訳付きです)
【日英比較:イギリスの医療現場と医療システム】
日本とイギリスの医療制度を比較しながら、両国が直面している共通の課題とその背景をわかりやすく解説します。特に、イギリスの国民保健サービス(NHS)の「すべての人に無料で医療を提供する」という仕組みや、家庭医(GP)制度、医師以外の医療従事者によるタスクシェアの実例を取り上げます。日本で2024年から始まった「医師の働き方改革」による影響と、今後日本でも求められるチーム医療の在り方についても議論します。医療従事者を目指す皆さんにとって、自国の医療制度を客観的に見つめ直し、グローバルな視点を育む貴重な機会となるでしょう。(日本語)
大英博物館での文化遺産鑑賞(ロンドン)
イギリスというと「大英博物館」というくらい、ロンドンに滞在する観光客は必ずと言っていい程訪れる超有名観光スポットです。ただ、実際に行ってみると館内の余りの観光客の多さに「ドン引き」…💦 「ロンドン中の観光客が集まっているのでは!」と思うほどの人混みに酔ってしまい、早々に見学を諦める人が続出することでも有名な場所でもあります。
今回はそんな人混みを避けてゆっくり世界に名立たる文化遺産を見学して戴く為、「フライデーナイト」開催時に訪問。午後6時から8時半迄、時間を気にせずじっくりと楽しむことが出来ます。ガイドが「これは絶対に見て欲しい!」とお薦めするアイテムを厳選し、日本語で解説しながら回りますので、イギリス文化や歴史により興味を持っていただけるのではないかと思います。
Citymapperを使って自由にロンドンを歩こう!(ロンドン)
「Citymapper」というアプリを使いこなせば、大都会「ロンドン」もまるで自分の地元のように自由に歩けるようになります!このレッスンでは、有名な観光スポットを実際に歩いて巡りながら、公共交通機関の乗り方、ルート検索、徒歩の最適ルートなど、Citymapperの便利な使い方を実践的に学びます。言葉に不安があっても、このアプリをマスターすれば、迷う心配もなく、自分の行きたい場所に自信を持って行けるようになります。レッスンの後には、「もう1人でもどこでも行ける!」という気持ちになれる、人気のアクティブ授業です。
プログラムを通して比較的に自由時間をなるべくとるように構成されています。日頃勉強をしている英語を実際に使ってみるチャンスもたくさんありますので、ショッピングに、お食事に…とイギリスでの生活を実際に感じていただける内容です。
現時点でのプログラムの時間割は下記のリンクからご覧になれます。医療系施設の訪問やディスカッションの場合には予期せぬ事情などで予定が直前に変更になることもございますので、予めご了承下さい。

アフタヌーンティー(ロンドン)
イギリスの伝統的なアフタヌーンティーは2~3層からなるトレイにサンドウィッチや色とりどりのケーキ、濃厚なクロテッドクリームをたっぷり塗った上にジャムを乗せたスコーンやムース等を上品なティーカップに注がれた紅茶と共に時間をかけてゆっくり味わいます。日本的な「お茶する」という感覚の遥かに上をいく「もう苦しくてこれ以上は食べられない…(しかも甘い物ばっかり…)」というのが正式なアフタヌーンティーです。
最近はイギリスの家庭ではこの様なアフタヌーンティーをすることは稀になりましたが、現在でもホテルや正統派のカフェでは楽しむことが出来ます。今回は美術館としても大変有名な「Wallace Collection」でのアフタヌーンティー。元々貴族の邸宅だった豪邸をそのまま美術館にしているので、まるで貴族のお茶会にお呼ばれしたような感覚になること間違いなし!アフタヌーンティーの前後には勿論こちらの美術館も見学できますのでじっくり世界的名画の数々と共にイギリス文化を感じて下さい。
ナイトウォーク(ロンドン)
ロンドン到着初日に大人気の「ナイトツアー」を予定。幻想的なイルミネーションに彩られた世界遺産のロンドン塔やビッグベン&国会議事堂、戴冠式などが執り行われるウェストミンスター寺院、タワーブリッジ、セントポール寺院、大観覧車のロンドンアイ…など、誰もが一度は眼にしたことがある有名な観光名所を歩いて回ります。
このツアーはホテルからウォーキング・スタート地点まではロンドンの地下鉄などを使用いたしますが、その際の交通費は参加者の方各自でお支払い頂きます。また小雨決行ですが、悪天候の場合には日程やルートを変更する、バスを利用するなどなるべく開催をすることを前提としておりますが、やむを得ない場合には中止とさせていただきますのでどうかご了承下さい。
かなり歩きますので、必ず歩きなれたウォーキング用の靴でご参加下さい!



プログラム参加費は1600ポンドを予定しています(約29万円)
※1ポンド=約185円。2025年4月現在の換算レートを使用しています。最終的な参加費はポンドでのご入金となりますので、この金額とは異なることもございます。ご了承下さい。
参加費に含まれる物:
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授業料やレッスン教材
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宿泊代(レスター3泊、ロンドン4泊)※朝食付き
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ロンドンヒースロー空港からレスター迄の交通費を始めとするロンドン市内移動以外の交通費
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アフタヌーンティー
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パブランチ(フィッシュアンドチップス)
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時間割に記載されている食事代
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現地通訳ガイド料金
参加費に含まれていない物:
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国内の集合場所(最寄り空港)までの交通費
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イギリスまでの往復飛行機代
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海外旅行保険
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個人的な買い物や自由時間の際の入場料など
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朝食以外の食事代
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ロンドン市内の公共交通機関を利用した際の交通費(クレジットカードにて駅のゲートを通過する際に個人決済となります)
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有料オプション料金と現地までの交通費
プログラムで予定されているレッスンやディスカッション、医療施設のツアーなどの全てには現地ガイドが通訳として全日程同行致しますので英語力は特に必要ございません。
ただし自由行動の際の現地での移動、お買い物(免税手続き等)の際にはガイドが付いていない場合もございますので、その際に若干の英語が必要となる場合もございます。
レスター、ロンドン両都市とも、そのサービスのクオリティの高さで有名な同系列のビジネスホテル利用となります。レスター3泊、ロンドン4泊と、同都市で滞在する場合には同じホテルに連泊予定ですので、荷造りなどを気にすることなく滞在中はゆっくりとお過ごしいただけます。
明るく落ち着いたツインルーム2名一室のご利用で、お部屋には無料高速Wi-Fi、シャワー・トイレを始め、テレビ、ヘアドライヤー、ケトル、ウェルカムティーなどが完備されておりますが、日本の様に浴衣/パジャマやスリッパ、歯ブラシなどはございませんので各自でご用意ください※。
また携帯などの充電にはUSBポートでもご利用出来るポートが設置されているお部屋もありますが、日本で一般に使用されている「Aタイプ」とは異なり、イギリスでは「BFタイプ」という3つ口タイプが使用されていますので、日本で利用している充電機器やラップトップ、電気シェイバーなどをご使用になる場合には必ず「AタイプからBFタイプ」に変換する変換プラグをご持参ください。
ホテル滞在中は伝統的な【イングリッシュ・ブレックファスト】スタイルのご朝食付きです。バイキング形式でお楽しみいただけますので、イギリスならではの「ブラックプディング」「ハッシュドポテト」「イングリッシュ・ティー」をご堪能下さい。
双方のホテル近辺にはコンビニも徒歩1分くらいのところにあり、また夕食の際にはホテル内にはホテルにしては非常に良心的な値段の食事がとれるレストランもあり、またホテル近辺にもレストランやパブがいくつもございますので、夕食の際の外出にも便利で安心です。
※お部屋によってはベッドの大きさが異なる場合やシャワーではなくバスタブがある場合もございます。ご了承下さい。



