質問:イギリスで医療英語短期留学をしようと思うが、自分に合うものが分からない
回答:短期留学にはいくつかのタイプがあり、それぞれ長所・短所があります。

タイプA

自分の所属している大学・病院等が提携を結んでいる大学・語学学校等に留学する 

 

 長所:

1.大学・病院等が受け入れ先との手続きを代行してくれる場合も多く、また開催時期も参加者の時間割に合っているものが多い。

2.医療英語プログラム自体は所属先の学校・大学が既に承認しているので、大学からみて参加者に適しているとされたプログラムであり、またコースに参加することで単位が取れる場合もある。

3.学校・大学等のグループで参加することが多く、また引率が付く場合もあり海外旅行の初心者にとって安心である。

 短所:

1.日本人だけのクラス、若しくは滞在時間の大半を同じ日本人グループで過ごすことが多く、英語を上達させるためには、自分から積極的に他国の留学生や現地の学生を見つけて英語でコミュニケーションをとることが必要となる。

​2.授業料、航空チケット代等が既にパッケージとして値段設定されている場合が多く、自分で格安航空チケットを手配する等で費用を抑えることが出来ない場合が多い。

3.団体行動となることが多いので、語学留学前後に長めに現地に滞在して観光をする等の自由が利かない場合が多い。

4.大学によっては、「成績優秀者のみ参加できる」等の条件がある場合もあり、参加したくても出来ないこともある。

5.大学内で最少催行人数に達しない場合には、プログラム自体がキャンセルになる場合もある。

 

 

タイプB: 

自分に合った海外の大学の短期留学プログラムを探す 

 

長所:

1.様々なプログラムを英語のサイトで探す行動そのものが英語能力と留学に関する知識を飛躍的に伸ばすことになる。

2.他国籍の留学生が多いプログラムに参加出来れば、自分でも驚くほど急速に英語を伸ばすことが出来る。また、日本人が同じプログラムに参加していたとしても違う学校/大学から参加しているということで刺激になることが多い。

3.授業料以外は、自分で工夫をし留学費用を抑えることも可能である(例:格安航空券の手配、渡英・帰国日時をずらすことで航空券が安い日を選択可能、食事がオプションであれば自炊を選択、同じ学校からの友人ならではの「付き合い」というしがらみがない為、自分で好きなように旅行などの計画を立てることが可能)

4.医学部専門プログラムの中には、その分野で高名な教授の授業が受けられるものもあり、その様なプログラムに積極的に参加することで知識や人脈を広げることができる。(ただし英語はネイティブ相当の実力が必要)

5.実際に現地に行くことで、その後の臨床実習や留学・研究の受け入れが可能かどうかという様な交渉も、コースの前後で希望大学に直接出向き実行することが出来る。

短所:

1.自分に最適で安全なプログラムを探すことはそれなりの英語力を必要とし、加えて渡英までの手配全般を全て自分ですることはかなり手間がかかる。

​2.それぞれのプログラムの開催時期は既に決まっている為、自分の予定を合わせる必要がある。

3.参加するプログラムに対して学校から単位を貰えるかどうかを交渉しなくてはならない。

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予約してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、しっかり事前にチェックしよう!

それでは、個人でイギリスの医療英語コースを探す場合の注意点を簡単にご紹介します。

 

  

  • 安いプログラムを探したい

 

 例外はありますが、イギリスの語学学校の教師は、その多くが外部から特定のプログラムの為だけに期間限定で雇われるフリーランスが多く、他に比べて格安のプログラムでは、ほぼ間違いなく医療英語コース用に出版されている既存の教科書を利用し、医療現場の知識はおろか、医療英語を指導した経験の非常に浅い英語教師が教えている英語コースというのが大半です。「これだったら日本の大学で習っている医療英語の授業と同じだった・・・」ということがないように、この点はしっかりチェックをした方が良いと思います。専門知識がある経験豊かな英語教師のお給料は高額ですので、自然とコース自体の授業料も高くなります。

 

 また、病院などの医療施設での現場寄りのアクティビティを求めている場合には「ベンチフィー」という一定の施設利用料をNHS(イギリスの国民保健サービス)に支払う必要がある為、格安コースというのはまず存在しません。ですので、安いプログラムには他の高額なプログラムに比べて自由時間が多かったり、ソシアルイベントと称して遊び要素の多い(医療系ではない)アクティビティが入っているかもしれません。ただ、その方が良いという場合はもちろん問題ありません。

 

 プログラムを探す場合、特に格安プログラムに申し込む場合には、支払う値段に見合った授業内容が提供される傾向にあるということを念頭においてください。

  • 大学主催の正規プログラムを探したい

 

 多くの語学学校が開催している『医療英語プログラム』と銘打ったものは『医療系の専門用語を中心とした英語教育プログラムに、病院等の医療機関の見学とイギリス観光が付いている』プログラムです。ただ、この場合は多くのプログラムの中からご自身の英語力に合わせてプログラムを選ぶことが可能です。

 

 イギリスの国立大学(イギリスの医学部がある大学の殆どは国立大学です)の医学部が主催する医療プログラムに参加する場合に要求される英語は「ネイティブレベル」。これはそのプログラムの多くが、イギリスの医学生や研修医、医師を対象にしている為です。大学側も、そういったプログラムの参加者は『ネイティブレベルの英語力があること』が大前提の為、参加条件に英語力のことを記載していないものが多いようです。「書いてないから英語は初心者でも良い」と思わず、記載されていなければ確認をした方が無難です。

 

 これらは高名な大学教授の研究発表の場であったり、セミナーでもあるため、「医療研修プログラム」ではありますが、「医療英語プログラム(医療英語の向上を意図したプログラム)」ではありません。また講義内容も非常にレベルが高く、加えてイギリスの大学の休みに合わせて開設されることが多いので、日本人医学生の予定とは合わないこともあります。参加費も病院施設を使用する場合には、かなり高額となります。但し、予算と英語力が許すのであれば、こういったプログラムに積極的に参加することで将来のスポンサーや勤務先を得ることになることもあるでしょう。  ​

 イギリスの大学が主催しているコースで、唯一「日本人医学部学生、若しくは卒業し現在医療機関に所属している参加者に関しては英語力は不問」とし、尚且つ、イギリスの大学が開催している医療系サマープログラムで最安値の3週間医学英語コース、『レスター大学の医療英語プログラム』の詳細はこちらからどうぞ!